mona-ka

好きなアーティストや、ライブのこと。感情先行型なので文章が整っていないのが特徴です

【アイラヴユー】アルバムリリース / SUPER BEAVER 〜前編〜

2021.2.3

SUPER BEAVER

メジャー再契約 第一弾アルバム

『アイラヴユー』発売

 

(相変わらずの超時差投稿… もう次のシングル出てる… でも書いたのはリリース時です!笑)

 

 

しっかりフラゲをし、守護神並みに大きく掲げられた神々しい4人も見られました。

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このアルバムと一緒に買った雑誌、MUSICAの内容もボリューム満点。全曲解説付き。

制作裏話や楽曲解説が大好物なのでガッツリ読みました。

 

前の記事でも書きましたが、曲をはじめて聞いた時の自分の感想とか気持ちは忘れたくない!ので、とても個人的な感想ばかりですが、特にファーストインパクトの大きかった2曲と、営業妨害にならない程度にMUSICAの内容について書いていきたいと思います。

 

💐パラドックス

この歌詞にはもう、刺されました。というか、「な!!なぜそれを…!見透かされてる!?」が第一の感想でした。笑 私はまさに心の奥底にある気持ちを言わないことで予防線を張るタイプの人間で、この"言わない予防線"の現象は自分だけかと思っていたんです。

私、動物占い『コアラ』でして。「勝てない戦いはしない(ニュアンス)」がコアラです。笑

もちろん個人の性格の話ではありますが、確実な勝ちに持っていくまでの本気度はすごい。でも、勝ちへのプライドというか、勝てるかどうか不安なものは勝ちが確実になるまで口に出せないんです。口に出してうまくいかなかったら恥ずかしい。確実になってから、なんなら勝てたあとに初めて話せる。バイトの面接も、落ちたら恥ずかしいので まわりには受かってから事後報告。笑 「プライドが高いんだなきっと、私は。」で片付けていたこの気持ち。

パラドックスを聴いたあとの今となっては同じタイプの友人もいたのかなと思うのですが、私にとっては「まだ話せない」というカテゴリに入るような話も素直に話してくれる友人がまわりに多かったこともあり、こんな気持ちでいるのは自分だけだと思っていたし、なんかプライド高いよなぁとちょっと自分に萎える部分でもありました。

なのに、やなぎさんにスーパー見透かされていて。その気持ちね、みんなあるよって教えてもらって。大人なのに知らなかった。あぶなかった。今教えてもらえてよかった。私だけじゃないんだ!って。笑

 

「本当を言ってしまったら 本当になってしまうのが怖かった」

「叶わなかったらどうしよう」

まさに、それです。もうそれでしかない思いを人生でたくさんしてきた。

隠してたわけじゃないけど、隠し事みたいになっていた"言わない予防線"。言わなければ嘘にはならない。言わなければ失敗しても気づかれない。私はライバルのあの子に勝てないと思う、でも口に出したらそれが確定してしまう気がして怖い。

プライドが高いといえば尖った印象だけど、失敗したときの周りからの見られ方や評価を落とす事がとても怖いという気持ちも大きい。でもそれは自分だけじゃなくて、人間臭さとしてたくさんの人が経験しているんだと教わった大切な曲になりました。

 

そして、歌詞。すごくないですか??

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仕事が大変だったとき、私の仕事内容を把握していない当時の彼氏に「大変なのわかるよ」って言われて「超能力者かよ」って思っていた過去を思い出しました。笑

その反面、大変だって思っている弱さを知られたくなくて、わかられちゃ困るとも思っていました。なんというか、『大変なことを頑張る自分』を知っているのは自分だけでよくて、わざわざそれを自分から他人に話したり見せるのは「私は大変な状況でも頑張る悲劇のヒロインです」という位置に行くような気がして。他人に話して励まされることで自分が弱くなる気がして。だから苦労話も愚痴も自らに溜め込んで、音楽を爆音で聞いてストレスやもやもやを自力消化するタイプでした。笑 語弊のないように補足すると、これはあくまで自分に対しての話で、友人からの愚痴や相談にはまったくその概念はなく素直に聞けます。むしろ、まわりに相談できる人が羨ましく憧れたりもします。

歌詞にもどります!笑 「わかるって言ってるけど、じゃあこの知られちゃ困る気持ちの方までわかってるわけ?」みたいな反撃の4行目いいですよね。強気でかわいい。

 

そして、

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キュンとしました!何!これは!

ひとりぼっちの方が楽なの!って言いながら、ちゃんと聞いててよって、ひとりじゃ叶わない「会話」や「聞き手役」を求める気持ちが出ちゃってるときめき矛盾の3行目。

 

そして、SUPER BEAVERだなぁ とものすごく思った部分。

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ここです。

ひとりぼっちの方が楽なんだ、って言う相手に

「そんなことないでしょ」から話すのではなくて、

「そっか、楽なんだな。でもさ、楽しくはないんじゃない?」って。

この会話はまさに今回のアルバムでビーバーが大切にしていた『相手を想う想像力』がないとできない優しさだなぁと思います。

スマホ片手に話を聞いていたらできない返答。相手を想っているからこそ自然に出てくる優しさ。ビーバーが強いのに優しいのは、日々こういう想いを受け取らせてくれるからだなぁと実感しました。「愛されてる、その実感」ですね。笑

 

この曲は決して、"言わない予防線"を治させるための曲じゃない。私(あなた)と、しっかりと対峙してくれるSUPER BEAVERの会話の曲。ビーバーの曲はみんなそうでしょって、そうなんですよね。笑 ただ、前述のとおり 相手を本当に思う優しさがないとできない曲だなとすごく感じたし、個人的に心を見透かされたこの曲にはとくにそれを感じました。

 

パラドックス MV

https://youtu.be/zopoqy7hBBo

MV、本当にカッコいい。パラドックスに出てくる白いお花、アルバムのジャケット写真の花束の中にありましたよね☺️(花名に疎い

「アイラヴユー」のMVにはバラが出てきて、色は違えどバラも花束の中にいて。

ビーバーの一曲一曲を手渡ししてくれているジャケットなんだなぁと嬉しくなりました。デザインも本当にたまらなくいい…!

 

曲は何度聞いても、「喜びに絶対はない なら 悲しみに永遠もない」の"なら"の感じとかすごく!すき!ってなったりして、聞くたびに発見があるので全部書き出したらとまらなくなりますね✏︎

あー、長くなってしまいました。予定通りです。文才不足でまとめられずすみません!

2曲目は「後半」として別の記事に続きます◎